~パピヨンアンジュとココの日記~

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この首輪をしていたワンコは、
もうこの世にいません。
放浪していた矢先に車にはねられてしまいました。
雑種でボディは黒い長めの毛でクルクルとカールしていました。
お顔の少しと足は4本ともクリーム色で
まるでソックスを履いているようでした。
体重は、15kg以上はあり、20kg未満ぐらい。
柴犬よりも少し大きい中型犬です。
肉付きは良くて、それに似合わないくらい小さい顔の
ハンサムなおじいちゃんワンコでした。
これは、私がこのワンコと出会った瞬間に別れなければならなかったお話です。
今日は、アンココのお話はでてきませんので、
ご興味の無い方は、スルーしていただければと思います。
また、私や家族がとった行動、考え方に対する誹謗中傷は
やめていただきたいと思います。
それはとても耐えられそうにありませんから。
ではなぜ、このようにして記事に書くのか・・・
それは、これまで同じような光景を目にした方、
今までどうしていいか分からなかった方に、
今回、私が体験したことを参考にしていただければと思ったからです。
そして、動物を飼うということを改めて考える機会になればと思ったからです。
続きは、下をクリックしてください。
アンココ地方では、前日は雪が降って積もる程冷えていました。
沖縄に雪が降ったというあの日。
それは、1月25日のことでした。
この日は、私たち夫婦の7回目の結婚記念日でした。



私は、残業で帰りが遅くなってしまって、
家路を急いでいました。
家にたどり着くほんの手前で交通量の多い道路を
1匹のワンコが後ろ足をびっこをひきながら、
一人で横断歩道を斜めに横切っていました。
飼い主の姿はどこにもありません。
行き交う車はクラクションを鳴らし、
避けるように走っています。



私は、一旦車を脇に停めてそのワンコを保護しようと思いました。
でも、思ったよりも大きい子だし、
噛まれたらどうしよう、それに素手で抱えることができなかったら・・・
といろいろな考えが頭を巡っていました。
でも一番大きな迷いは「保護した後」のことでした。
連れて帰ったら、家族になんて言われるだろう・・・と。



時間にして、ほんの1、2分だったと思います。
でも私は決めたのです。
「うちに連れて帰る!」と。



そこから、車を飛ばして家に帰り、
先に帰っていた夫に「迷い犬がいるからすぐ来て!!」と言い残し、
首輪とリードをつかんで、そしてスニーカーに履き替えて
家を飛び出したのです。

うちは、パピヨンですから小型犬用の首輪しか無いと思われるでしょうが、
カフェなど行ったときに2匹を一緒に係留する時には、
大型犬用の首輪でまとめてから椅子などにとめていたので、
1つだけ、大きな首輪を持っていたのです。
リードはさすがに持っていなかったので、
小型犬用のものですが、革製の強そうなのを持っていきました。



さて、あの歩き方、スピードなら遠くへは行けないはず。
お願いどこなの???と思いながら、
あの子が行ったであろう方角へ走りました。



行けども行けども姿は見えず。
おかしい・・・。



誰かが保護してくれて車に乗せられたのかもしれないと思いました。
しかし、そう思ったと同時に見つけました。
あの子は、道路の真ん中で横たわっていたのです。

私は、大声で泣き叫びました。

「ごめん、本当にごめんなさい・・・」

首のあたりから大量の血が道路に流れ出し、
首輪は別の場所に飛ばされていました。
すぐにそばに行ってあげたくても、
たくさんの車が結構なスピードで走っていて、
まったく近寄ることができなかったのです。



数分の間にも、何度も轢かれてしまいました。
その度に私は叫びながら、車を停めようとしましたが、
誰も停まりません。

うまく、真ん中を走ってくれて踏まないようにしてくれた方や、
大型ダンプカーのドライバーさんもいましたが。。。



そこに夫がやっと私を見つけて駆け寄ってきました。
道路に何度も出ようとする私を必死に怒鳴りながら止めに入りました。

「お前が轢かれたらどうする!!」

歩道を通っている自転車や歩行者の方は、
少し立ち止まる人はいましたが、
やはりそのまま通り過ぎていきます。



その場に立ち尽くし、ただ泣きながら、
夫に「その子を歩道に上げてやって」と懇願しました。
誰にとっても危険な行為なのです。

信号で車の往来が止まった時を狙えばいいと思いましたが、
やはり夫はダメだと言いました。
後で考えたら、当たり前のことで、
私は相当取り乱していて、冷静な判断ができる状態ではありませんでした。



そして、最後にまた車にはねられてしまい、
その反動でその子は歩道近くまで飛ばされてしまいました。
20kg近くある体が飛ぶのですから、
どれだけ、車のスピードがでているか分かるでしょう。



ただ、何度も轢かれたわりには、
遺体の損傷は、致命傷以外あまりありませんでした。
後ろ足のあたりに数カ所切り傷ができていましたが、
ひょっとしたら、先にどこかで車にはねられていたから
びっこを引いて歩いていたのかもしれません。



私はもう一度家に戻り、
出血がひどいその子を包むためのビニールと
ダンボール、そして手袋を持ってきました。
やっと、ダンボールの上に寝かせてあげることができたのです。



触れるとまだ温かい体でしたが、もう息はしていませんでした。
恐らく、10歳は超えているであろう顔をしていました。
目は、白内障があったように思います。
男の子であることは、この段階で確認しました。

首と頭のあたりからの出血しか無かったので、
それが致命傷になったんだと思います。

首輪も一緒に拾い上げることができましたが、
切れてしまった首輪には、飼い主の名前も連絡先もありませんでした。



続く・・・・
2016.01.31 / Top↑
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